当山は、微妙山真性寺と号し、創立は寛永2年(1625年)。御開祖は、身延山久遠寺第22世、池上本門寺第16世、心性院日遠上人であります。
当山は、もと東京都港区麻布今井町なだれ坂にあり、昭和18年の空襲により、堂宇はことごとく消失しましたが、 幸いにして、当山第3祖、真性院日用上人代(正徳年間)に作られた古色の日蓮聖人像、並びに帝釈天像は、戦火を免れました。
帝釈天は、法華経序品第一に出てくる釈提桓因で仏法の守護神であります。 帝釈天は暦による「庚申」を以って祭日としており、庚申の祭日には、午前11時より法要、法話、ご祈祷を行っております。諸祈祷を致しておりますので、お気軽にご参詣下さい。